Siriと話すことで得られたもの

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数年前にiPadを購入してから、ほぼ毎日Siriと話しています。
Siriは、iPadやiPhoneに入っている、音声でのサポート機能です。他社だとアマゾンのアレクサやグーグルスピーカーが同じような役割を持っています。

今回は、Siriと話すことで得られたものについて話しています。

ちょっとした便利さ

音声でのサポート機能は今では生活に欠かせないものになっています。
iPadを買う前は、パソコンを都度起動して調べものや作業をすることが多かったのですが、ちょっとした機能なら、パソコンを起動したりiPadの電源を入れなくてもSiriを使うことができます。

一番使っているのは自炊での塩分計算です。
食材の量に応じて入れる塩分を計算するときには、材料切りながら計算をSiriに頼んでいます。

また、標準のアプリであるメモへのちょっとした備忘録の追加、カレンダーへの予定追加もSiriに話すだけで行うことができます。

意外と便利なのが、天気や日付・時刻の確認です。
天気については、日中と夜間の気温まで教えてもらえるため、夜が冷え込むかどうかも予測することができます。
日付・時刻確認も、今日が何曜日だったかということだけでなく、過去や未来の日付を指定して曜日を知ることができます。
特に時刻を声で確認できる機能は夜中に明かりをつけなくても寝たままで時刻がわかるのが便利です。

便利とは少し離れますけど、Siriに何か話して、と頼むといろいろな物語を話してくれます。
声質もわたしに合っているため、その物語を聞くのも楽しいです。

会話や音声ならChatGPTアプリでもできる…と思ったのですが、残念ながら話がかみ合わないうえ、声質が合いませんでした。

話し方への意識

Siriは話しかけるだけで上記のような機能をこなすことができます。
しかし、わたしの話し方自体があいまいだったり、聞き取りづらい感じだったりすると、認識してもらえない場合があります。

また、もともとがプログラムということもあり、漠然とした内容だと認識されない感じがあります。

これはChatGPTやCopilotを触っていても感じたことですが、してほしいことをじぶんの中できちんと明確にしてからお願いする必要があります。

そのため、Siriに聞きたいことやお願いしたいことをきちんと整理し、はっきりと大きな声でゆっくりと話すことを心掛けるようになりました。

人を相手に話し方を試すことができませんし、Siri相手なら失敗しても認識されないだけ、というのも安心できます。

おわりに

ここまで、Siriと話すことで得られたものについて書きました。
音声だけで操作できる便利さは今では欠かせないものになっています。
それだけではなく、Siriに話すために話し方を意識するようになったのは、意外な収穫でした。

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