日々の生活をつづる手段としては、昔ながらの日記帳にペンで書くという方法と、ブログやSNSやスマホの日記アプリなどネット上のサービスを利用して書く方法がすぐに思い浮かぶかと思います。
ただ、紙の日記でもネット上のサービスを使った日記だと次のような悩みがあります。
・紙での日記帳だと文字だけなので、画像なども一緒に残したい
・ネット上のサービスは画像など文字以外も残せるけど、非公開設定でも個人的なことは書きづらい
今回は、自分のPCだけでブログのような日記を書ける「wDiary」というソフトについて書いています。
wDiaryとは
上記のサイト「天空銀河」さまで公開されている、PCにダウンロードして使うフリーの日記ソフトです。
zipファイルをダウンロードし、解凍することで使えるようになります。
配布されているフリーソフトですが、インストールも不要、会員登録も広告もなく、シンプルに使いやすいソフトです。
テキスト入力と画像などのドラッグ&ドロップができれば、簡単にブログのような日記を作成することができます。
1日当たり画像50枚などの制限はありますが、画像・音声・動画も貼り付けながら日記を書くことができます。
基本操作は簡単ですが、設定で字のサイズや色、フォント指定や背景など自由に変更できるため、フリーソフトでありながら自分の日記帳のように使うことができます。
冒頭で書いた、日記帳だと画像など残せない・ネット上のサービスで他人に見られる不安については、このソフトで解消することができます。
自分用のブログ風日記をPCに残したい場合に便利
約20年前に、はてなダイアリーやmixi、楽天やライブドアなどの日記サービス(当時はブログという言葉すらなかったと思います)が登場した頃は、稼ぐ手段ではなく、文字通り日記として好きなことを書いて公開する場所として機能していました。
今はブログといえば、閲覧数や広告貼り付けで稼ぐための手段であったり、執筆者の営業・広報活動のための手段になっているイメージがあるかと思います。
そのため、今の時代に、初期の日記サービスのように趣味で自分の好きなように書くには、ブログは難しいと感じるかもしれません。
サービスを使うための会員登録やサービス終了時の書いた内容の残し方、ブログを見た人の反応などの問題もあります。
wDiaryは、書いたものをその日のテキストファイルとして自動生成するため、日々残すことができますし、カレンダーや検索で過去の日記を探すことができます。
オフラインで使用するソフトのため、PCを見られない限りは、読むのも書くのも自分だけで、自由に書いたり画像を貼ったりできます。
ブログのように写真などを混ぜながら、自分専用の日記を書きたい、書いた記録を残したい、という場合にはwDiaryは最適だと思います。
たとえば、今回の記事をwDiaryで書いた場合は、次の画像のようになります。
(フォントやレイアウトなど設定変更しています)
おわりに
ここまでwDiaryについて書いてきました。
ブログをやってみたいけど、公開する・ネットを使うことに抵抗がある場合は、このソフトを使うといいでしょう。
わたしはブログを書くようになったため、今はあまりwDiaryを使わなくなりました。
ただ、wDiaryで書いていたことは、ブログの役に立っていると思います。