Windows11のPCを新しく買ったときの設定変更

PC/IT

パソコンを数年ぶりに買い替えた場合は、Windowsの10のものから11のものに変更することになります。
Windows11のパソコンを新しく買って初期設定をしました。

当初想定していたよりも設定に時間がかかった…というよりは、余計な初期設定を変更することに時間がかかってしまいました。

今回は、Windows11のパソコンを新しく買ったときに変更した設定と、変更作業で感じたことを書いています。

変更した主な設定

設定の変更は「設定」という歯車のアイコンから変更することができます。
左側に「ホーム」「システム」など様々な項目が並んでいるため、1つずつ確認しながら、余計なものを消したり、設定を変えたりしていきました。
設定を変えなくても、どこに何の設定があるかを見ておくと、後々便利かなと思います。

音を消す

「システム」→「サウンド」→「サウンドの詳細設定」の順にクリックします。
「サウンド」という新しいウィンドウが表示されます。
「サウンド」タブの「サウンド設定」を「サウンドなし」にして、「Windowsスタートアップのサウンドを再生する」のチェックを外して「適用」を押します。
これで、起動時やエラーなど警告音を消すことができます。
Webセミナーなどの動画はきちんと音が出るので、普段の警告音を切るだけでいいかと思います。(動画などの音も消す場合はスピーカーの音量を0にします)

通知を消す

作業中に右から通知が割り込んで中断させられることが多いためオフにします。
「システム」→「通知」の順にクリックします。
「通知」のオフ
「応答不可」のオン
「応答不可」を自動的にオンにする
 「次の時間帯」にチェックを入れる
 オンにする「0:00」、オフにする「23:59」、連続再生「日単位」
 他の項目もすべてチェック入れる
これで、通知が表示されないようになります。

スタート(「田」のアイコン)で表示されるアプリの選別

「個人用設定」→「スタート」の順にクリックします。
「田」のアイコンを押すと表示されるアプリなど、使わないものが多いため、すべて「オフ」にします。
ピン留めするアプリは、「田」を押して表示されるアプリを右クリックで不要なものを外します。
使わないアプリ(ゲームなど)は右クリックで直接アンインストールもできます。amazon等のWebサイトへの誘導の場合は、右クリックでアイコンが置かれているフォルダが表示されるため、そこでアイコンを削除します。

タスクバー(画面一番下のところ)の設定

「個人用設定」→「タスクバー」の順にクリックします。
検索、ウィジェット(ニュースや天気などが表示される)、チャット、「その他のシステムアイコン」など、使わないものをすべてオフにすると非表示になります。
また、Windows11は、タスクバーが中央になっていますが、Windows10までのように、左側にしたいため、「タスクバーの動作」→「タスクバーの配置」を「左揃え」に変更して戻しました。

視覚効果とスクロールバーの設定

「アクセシビリティ」→「視覚効果」の順にクリックします。
「透明効果」「アニメーション効果」をオフにします。

スクロールバーについては、「スクロールバーを常に表示する」を「オン」にしました。
しかし、これをしてもスクロールバーが細すぎます。
レジストリを変更することで、スクロールバーを太くできるようですが、レジストリまで触らなくてもいいかなということで、これ以上は触っていません。
今まではスクロールバーをつかんでスクロールさせていたのですが、これからはマウスホイール、タッチパッドを指2本で上下、PgUpやPgDnキー、上下キーなど、スクロールバーをつかまない方法で代用するのが良さそうです。

以上が、歯車アイコンの設定で変更できるものです。
下記2つは設定では変更できない設定ですが、変更することで使い勝手が良くなるものでした。

右クリック機能をWindows10以前に戻す

Windows11の右クリックが非常に使いづらかったため、下記サイトを見て、コマンドプロンプトでコマンドを書いて戻しました。

Windows 11の右クリックメニューをWin 10の仕様に戻す方法
この記事では、Windows 11の右クリックメニューをWindows 10の旧仕様に戻す方法を4つ紹介します。Windows 11の新しい右クリックメニューに使い慣れていない方は、ぜひご覧ください。

拡張子を表示させる

エクセルの「.xlsx」「.csv」やメモ帳の「.txt」などを表示させます。

適当にフォルダを開いて表示される「…」をクリックし、歯車アイコンの「オプション」→「フォルダオプション」→「表示」の下の方に「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して「適用」を押すことで、拡張子が表示されます。

アイコンだけだとファイルの種類がわからないものがあるため、表示させるようにしています。
また、拡張子を直接変更することで使えるようになるファイルもあるため、表示させた方が便利です。
最初にこの機能を教わった時は、エクセルのアイコンで偽装した謎の実行ファイル「.exe」などを誤って開かないように、といったセキュリティ対策が目的でした。

初期設定や設定変更で感じたこと

OSが変わるたびに新しいことができる、機能が増えるというのは、基本的にはうれしいことかもしれません。
その反面、旧来使えていた便利な機能やツールが使えなくなっていたり、使い勝手が悪くなっていたりすることもあります。

特に最近の電化製品やアプリでは「付加価値」のもとに様々な機能がついていますが、それが本当に必要なものか、きちんと確認して、余計なものをユーザー側で消す手間が年々増えているように感じます。

今回、セットアップディスクの作成やネットワーク、データ移動などの初期設定よりも、余計な機能を消すことに時間がかかりました。
作業前に余計なものを消さないと後々不便になるため、PCを最初に使うときは、確実に仕事では不要な機能(ニュースやゲームなど)を削除・非表示にすることが重要です。

一番最初にPCを買ったときは、本体には余計なものが入っていなくて、必要なソフトは自分でCD-ROMから入れていく方式だったため、個人的にはその方が必要なものだけ入れられるという点でよかったように思います。

使っていくうちに少しでも慣れていくようにしつつ、不便なものは代替案やほかのソフトの使用など、少しずつ改善していけたらと思っています。

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