Windows11には、標準でEdgeというインターネット用ソフトが入っています。
しかし、最初のページがごちゃごちゃしている、余計なニュースが飛び込んでくるなど、自分には全然合わないものだったため、従来から使用しているfirefoxを新しいPCでも使うことにしました。
今回は、新しいパソコンのfirefoxで行ったコンフィグ設定とアドオンについて書いています。
コンフィグ設定
firefoxの設定を変えることができます。
変え方は次の通りです。
アドレスバー(URLや検索ワードを入れるところ)に「about:config」と入力して開きます。
警告画面が出ますが、「危険性を承知の上で使用する」をクリックして先に進みます。
「設定名を検索」で、変更したい設定名を入れます。
設定値をクリックや矢印アイコンで変えます。
ブックマークを新しいタブで開く
これを使わないと、今開いているタブがブックマークを押したタブに変わってしまうため、それを防ぐ。複数タブ開いて見比べるときに使う。
設定名「browser.tabs.loadBookmarksInTabs」を検索し、値を「true」に変更します。
タブが1つのときにタブを閉じてもfirefox自体は閉じない
通常だと最後の1つのタブを閉じると、firefox自体を閉じてしまいます。
一度タブを全部閉じて仕切り直したいけど、firefoxを閉じたくないときに使います。
設定名「browser.tabs.closeWindowWithLastTab」を検索し、値を「false」に変更します。
スクロールバーを太くする
Windows11はスクロールバーが設定をしても狭いため、firefoxだけでも以前のように太くします。
設定名「widget.non-native-theme.scrollbar.style」を検索し、値を「4」にします。
なお、数字が大きいほど太いというわけではなく、ほかの数字だと細い状態でした。
アドオン
fifefoxでは、標準に機能では物足りない場合に、それを補う追加機能(アドオン)があります。
アドオンはほかのユーザーが作成して公開しているプログラムで、これを入れることで、快適にfirefoxを使うことができます。
Stop AutoPlay Next for YouTube
youtubeの動画を見終わった後、勝手にほかの動画へ飛ばされて再生されてしまうのを防ぐことができます。
Video Speed Controller
動画の再生速度を変更することができます。
今はどの動画サイトも再生速度変更機能がありますが、このアドオンが登場した時には、再生速度変更可能な動画サイトはなかったと思います。
今でもこのアドオンを入れている理由は、再生速度の変更が0.1倍速単位でできることです。
1.8倍が速すぎると思っても1.7倍だとちょうどいい、という具合に細かい変更ができます。
税理士会の36時間研修などの動画を速めで再生して効率化するのが主な使い方です。
(税理士受験生時代は、TACのDVD補講なども1.5倍くらいで見ていました)
Stylus
CSSを書いてサイトの見え方を調整するアドオンです。
主に、ネットで見たくない部分を指定して、{display:none;}で見たくないものを消すために使っています。
設定は、前のパソコンでエクスポートしたファイルを、新しいパソコンでインポートして使いました。
uBlock Origin
広告ブロックです。
Stylusと同じく、見たくないものを見ないために使っています。
CSSを書かなくても、右クリックで見たくないものを即座に消せるため、使い勝手がいいです。
拡張機能として、「もちフィルタ」「豆腐フィルタ」もあわせて使っています。
おわりに
シンプルにネットをするためには、上記の設定とアドオンがあればいいかなという感じで使っています。
標準で入っていたEdgeが最初にニュースばかりが出てくる、検索しづらいなどで合わなかったため、結局はfirefoxが妥当かなという感じです。
ごちゃっとしたものや、見たくないものを見るのが苦痛な場合、こうやって自衛するしかないのかな、ごちゃついたものが苦手でシンプルに見たいというのは少数派なのかなと改めて思ってしまいました。
なお、上記アドオンはおそらくGoogle Chromeでもあったと思います。