パソコンでフリーソフトを使う理由

PC/IT

今の時代は、便利なソフトはスマホやタブレットのアプリとして色々ダウンロードして使うことが多いかと思います。

また、スマホやタブレットと連動するため、パソコンではWeb上のサービスとして会員登録を行えば無料で使えるサービスがあります。

わたしは、同じ無料で使う場合であっても、会員登録不要のフリーソフトをパソコンでダウンロードして使うことを主に行っています。
フリーソフトをパソコンでダウンロードすることは、時代遅れかもしれません。

今回は、それでもパソコンでフリーソフトをダウンロードして使う理由について書いています。

アプリやWebサービスに登録した個人情報

今の時代に話題になるアプリやWebサービスは、無料であっても会員登録が必要なものが多いです。
個人情報という対価を提供して無料で使わせていただいている、という見方もできます。

わたしは、iPad上のアプリとパソコンのWebサービスが連動していて、周りの評判が良くて無料だからとりあえず会員登録(アカウント作成)をして使ってみたサービスがあります。

使ってみたところわたしには合わず、WindowsやiPadの標準アプリなどで十分間に合うため、わざわざ使う必要がないことから、アカウントを削除することとしました。

しかし、決められた手続きを行っても途中でエラーが出て削除できず、念のため再度ログインを試みたところ、普通にログインできてしまう状態となりました。

その後、サポート窓口にアカウント削除のお願いをして数日かかって無事に削除できたということがありました。

また、別のサービス(課金サービス)に登録した際も、不安を感じた要素があってアカウント削除をしました。

しかし、アカウント削除をしたにもかかわらず、その後にメールが届いたため、個人情報の削除を求めたところ、「一定期間経ってから削除」の回答で、具体的に個人情報をいつ削除してくれるのか答えてもらえませんでした。

さらに、10年以上前に一度利用した複数のWebサービスについて、数年前にメールが突然来たことがあります。
同じ内容で個人情報やプライバシー関連の案内だったため、法律が関係していると思います。
サービス退会後も削除されずに情報が残っていたことが意外だったため、案内に従って各社に削除申請をしました。

このように、無料であっても会員登録をする場合は、登録情報の扱いについて検討する必要があります。

フリーソフトは会員登録を気にしなくていい

パソコンでフリーソフトをダウンロードして使う最大のメリットは、会員登録を気にせず自由に使えることにあります。

なかには、会員登録が必要なものやお試し版として使用期限があるものもありますが、大半は作成者のサイトなどからダウンロードして使うことができます。

あまり意識されることはないと思われるAdobeのAcrobat ReaderというPDFを見るソフトもフリーソフトです(最近は課金を促されることが増えていますが)

作り手の善意で使わせてもらっている点は、スマホアプリやWebサイトと共通しています。

ソフトの相性や安全性、使い方や不具合への対応などは、自己責任による部分は大きいです。

ただ、利用上の規約(再配布禁止など)を遵守すれば、個人情報の登録不要で、ダウンロードしたものをインストールして使うことができます。
また、インストールしたくない場合には、インストール不要のフリーソフトを使うことができます。

インストールする・しないにかかわらず、じぶんのパソコンに必要なソフトを持つことになります。
そのため、一度気に入ったソフトがあれば、パソコンを買い替えても長年使うことができます。

また、ソフトによっては、作者がアップデート版を出し続けていることもありますが、それを適用するかどうかは自由です。

一方で、合わないソフトだった場合は、アンインストールやファイルの削除だけで済みます。
もともと個人情報を登録していないため、削除しても個人情報の扱いを心配する必要がありません。

おわりに

パソコンでフリーソフトをダウンロードして使う理由について書きました。

最近は、便利なツールをとりあえず会員登録して使ってもらう流れが多いように感じます。
登録情報の扱いが気になるため、同じ無料で使うなら、会員登録不要な従来のフリーソフト配布の形式の方が良いと思っています。

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