日常生活のなかで、広告やキャッチセールスなど営業を受けることがあります。
税理士登録をすると、日常生活以上に営業を受けることになります。
おそらく、これは税理士に限らず、国家資格を持つ人なら共通する悩みかもしれません。
今回は、望まない営業と望む営業について、気になったことを書いています。
望まない営業
税理士登録をして最初に受けたのは、会計ソフト会社や事務所の経営セミナーの案内でした。
登録したことは公表していなかったのですが、なぜかこちらの個人情報が知られている状態で、ダイレクトメール便や直接訪問での置き手紙が複数ありました。
おそらく、税理士会の名簿など、登録情報を把握して営業しているのでしょう。
こちらが教えていないのに、個人情報が知られているという時点で恐ろしいですし、それで営業をかけてきたところと付き合いたいと思う人がどれだけいるのかなと思います。
過去、学生時代の名簿が何らかの形で営業関係者の手に渡ったことがあったようで、数年間、同級生の名前を騙った電話が実家に何回かあったこともあります。
また、会社員時代に通常の業務の一環で取引先の方と名刺交換をしたところ、交換していない人から連絡を受けたことがあります。
名刺共有のアプリやサイトもあり、社内共有で業務に必要なので違法な個人情報の扱いではないという認識かもしれません。
それでも、教えていない人から連絡を受ける側としては、良い気持ちはしません。
このように、教えていない相手に一方的に連絡先を知られたうえで営業を受けることは、個人的には一番望まない営業です。
なお、開業後に使う会計ソフトなどの選択肢は、上記のような営業をしてきたところは除外しています。
望む営業
反対に、自分が望む営業について考えてみます。
わたしが初めてモノを買ったりサービスを受けたりしたときのことを思い返すと、一方的でない、しつこくないことが基準になっているかもしれません。
たまたまネットで調べものをしていてブログ記事がヒットし、文章や内容が気になったのでその人のコンサルティングを受けることにしたということがあります。
税理士ひとりの状態で仕事をするというスタンスも、別の調べものをしていた際に偶然見つけたものでした。
実生活だと、行動圏内に看板があった、偶然通りがかった、お店に置いてあったので気になった、というパターンでしょうか。
書店や図書館だと、何気なく本棚や平積みされて目に入ったので手に取ったこともあります。
ゲームセンターだと、そこにゲームがあったので1回だけ遊んだこともあります。
開業後に使う会計ソフトなども、こちらから情報収集して必要に応じて問い合わせやさらなる情報収集をしています。
なお、税理士宛ての営業であれば、1人1人の税理士に営業するのではなく、税理士会宛てにきちんと営業し、税理士会の会報にチラシ1枚同封させてもらうのがいいのではないかと思います。
その方が各人に営業するより断然効率がいいですし、税理士会を通しているのであれば安心できる気がします。
実際に税理士会の会報に同封されていたチラシをみて申し込んだサービスもあります。
共通点は、「何気なく存在していて、わたしが手に取りたいときに手に取った」ということ。
当然、こちらに突然アプローチしてきたということはありません。
どちらかというと営業というより広告や広報の話かもしれません。
個人ブログの場合は、メニューを出しておくよう言われる理由がわかる気がしました。
(準備期間中なのでまだ出せていませんが、開業後は出せるよう準備中です)
まとめ
望まない営業と望む営業について書きました。
わたしは、自分がされて嫌な営業はしたくないと思っています。
そのため、自分が営業する立場に今後なる場合は十分気を付けたいと思います。