人生の重要な決断だけでなく、日常のささいなことでも、自分で決めなければならない時があります。
決めるときの参考として、いろいろな情報や意見を見たり聞いたりすることがあったとしても、最終的には決断するのは自分です。
今回は、自分で決めることについて書いています。
他人の意見は、真逆の意見がある
世の中には、物事について、真逆の意見があります。
たとえば、タクシーに乗った場合を考えます。
運転手さんによっては、黙々と運転する人もいれば、お客さんと会話しながら運転する人もいます。
このときに、運転手と会話をすることが、スマホや窓の外の景色を見たり考え事をする時間を邪魔されるから苦手と感じる人もいれば、観光地や知らない土地のおいしいお店などの情報が得られて楽しいと感じる人もいます。
税金に関することでも、最近だとインボイス制度に登録することについて、メリット・デメリットを考えた、というフリーランスの方も多いのではないでしょうか。
どんな物事でも、意見の多数・少数の差はありますが、必ず自分に合う意見と合わない意見、長所と短所など、真逆の意見が出てきます。
そのため、ほかの人の意見や情報については、いろいろ参考にしたとしても、どれを採用するかは、自分が決めなくてはいけません。
また、今はAIを活用する機会がありますが、AIの作ったものを採用するかどうか、を最終的に決めるのは自分自身です。
ちょっとしたことから、自分で決めてみる
何か物事について決断をする、というと重たい話かもしれません。
ですが、日常生活の中でちょっとしたことから自分で決める、というのは大きな決断の練習になったり、自分で選択をしているという実感を持つことにつながるのかなと思います。
たとえば、自分の部屋や私物であれば、自分でモノを選んだり配置を自由に決めることができます。
部屋の掃除にしても、いつ・どのようにするかを決めるのは自分です。
あまり意識していないことだと思いますが、飲み物も、いつ何を飲むかを決めて飲んでいるはずです。
無意識に「飲みたい」と思って冷蔵庫を開けて飲み物を取り出して飲んでいる、というのは、一つの決断と行動だといえます。
このように、ちょっとしたことから、自分で決めていると気づく・意識して決めることは、物事を決めていく上では大切な習慣だと思います。
おわりに
「自由」という言葉は「自らに由を求める」という意味がある、という考え方があります。
日常のちょっとしたことから選ぶ・決めることが、この言葉につながっていくのかもしれません。