税理士試験の予備校や講座はいろいろあります。
受験勉強の途中でほかの予備校に変更したほうがいいのか、迷うことがあります。
迷う際には、下記の3点を考えてみましょう。
基本的には予備校は途中で変えない
基本的には同じ予備校で受け続けるのがいいです。
途中で予備校を変えると、その予備校のシステムや教材に慣れるところからやり直しになります。
そうすると、受験勉強以外のところでの手間や負荷がかかってしまいます。
予備校選びは、本来は受験前に検討しておくべきことです。
自分の事情も含めて検討の結果、その予備校や受験科目、講座を選んだはずです。
最初に選んだのは自分なのに、その選択をした自分を疑うことにつながってしまいます。
結果が出ないときは、自分の勉強方法や日頃の結果の振り返りをします。
予備校の教材を覚えていれば、基本的には合格できるはずです。
わたしは、消費税法は、ほかの講師に変えたとたん成績があがりました。
まずは自分の予備校で講師との相性が合わないなら、講師や校舎、受講方法を変えられないか、予備校内で解決できないか考えましょう。
一時的に他校をえらぶ
他校の授業は受けたことはありませんが、公開模試は受けたことがあります。
消費税法がTACの教材はすべて覚えたけど、本試験だけは結果が出ないという状況が続いたときです。
原因を分析したところ、ふだんのTACの環境で結果が出せても、本試験の独特の環境に弱いのではないかと感じました。
そこで、本試験に近いアウェー感覚をあえて体感するために、大原の公開模試を受験しました。
また、地方税の場合、1つの予備校の教材では計算の演習量が足りないと思う人が多いようです。
わたしは、掛け持ちはしていませんでしたが、固定資産税受講していたとき、直前期はTACと大原の掛け持ちがクラスの半分くらいいました。
このように、目的をもって他校をうまく使うのはありかなと思います。
それでも他校に変更するなら
最初からすべてをやり直す感覚で行ったほうがいいかなと思います。
模試1回の受講でも、消費税法の解き方がTACと大原が違ってて驚いたことがありました。
そのため、同じ科目だと解き方の違いでかえって混乱するかもしれません。
ただ、同じ予備校内でも講師との相性を実感したことがありました。
同じように、予備校も相性が合わないなら、思い切って変えるのもありだとは思います。
ネガティブな理由で変更すると、一度予備校選びに失敗したから次は大丈夫かなと不安になるかもしれません。
その際は、次は大丈夫、と自分の軸をぶれないようにしましょう。
まとめ
- まず予備校内部の変更で解決できないか検討する
- 目的をもって一時利用もしくは変更する
いずれにしても自分の選択に自信をもって行動しましょう。