税理士試験の受験予備校では、高校までと違って宿題していなくても先生に怒られることはありません。
その分、自分で宿題を決めて実行することが重要になります。
たいてい、税理士受験が初めての簿記論・財務諸表論・消費税法なら、勉強の仕方から習うと思います。
参考までに、理論と計算にわけて、わたしの復習方法を書いておきます。
計算の復習
次の授業までに必ず次のことをやっていました。
テキストや授業の内容を、予備校配布の携帯用の教材かノートにまとめます。
授業用のテキストは冊数が多いため、計算の情報は携帯用の教材1つに集約します。
こうすることで、計算で困ったら携帯用教材のどこかを見れば解決できるようになります。
そして、テキストの中に例題があれば、必ず解いておきます。
上記のノートまとめに出てきた都度でも、まとめ作業のあとでまとめてでも、どちらでもいいです。
解答見ながらでいいので、実際に手を動かして解きながら覚えます。
問題集については、その授業に対応する問題を3回以上、1日1回は必ず解きます。
- 1回目
時間無視、テキスト、ノート、答えみてもいいので、自分の手で最後まで解き切る - 2回目
時間無視、できるだけ何も見ずに解き切る - 3回目以降
時間計って、できるだけ何も見ずに解き切る
時間あれば、1日で3回目のところまでもっていくようにします。
いきなり何も見ずに制限時間内に解けなくていいですし、まちがっても気にしないようにします。
繰り返し解くことで、自然と覚えて、時間内に自力で解けるようになります。
また、問題の成果は管理表を使って記録していました。
問題集には3回分位しかなく、足りなかったため自作し、表紙裏などに貼っていました。
紙のサイズはA4ですが、切ってB5の問題集に貼れるようになっています。
管理表へのリンク(PDF)
かかった時間と、解けたら〇、見ながら解けたら△、解けなかったら×、など記録をしておきます。
久しぶりに解きなおしをするときは、△や×の多い問題だけ解きなおす、といった使い方をしていました。
年末年始など授業のないときは全問解きなおしし、そのときにも改めてチェックしていました。
あとは休憩時間など、やったことを思い出す時間をつくるようにします。
頭の中で漠然と思い出すだけでも、仕訳や算式を何か紙に書くだけでもなんでもいいです。
理論の復習
初年度の場合は特に、次の授業までに全部暗記、は無理だと思います。
テキストや授業の板書を理論教材に書き込んだり、マーカーなどで色分けしたりまとめたり、など、内容は理解できるようにしておきます。
暗記については、次のテストまでに覚えるべき理論の予告があると思います。
その予告理論から覚えていきます。
忘れても覚えなおせばいい、だとあとで困ったことがあるため、一度覚えた理論は定期的に見直して忘れないようにしていました。
まとめ
- 計算は、携帯教材へのまとめと問題集繰り返し解く
- 理論は、理論教材へのまとめと予告理論を暗記する
税理士試験の授業後の復習について、参考になればと思います。