わたしは、予備校に通学して税理士受験をしました。
受験仲間をつくらず、「ひとり」で税理士試験に合格をしました。
ひとりで受験勉強するメリットは、自分のペースでストレスなく勉強ができることです。
税理士の受験勉強は、科目ごとに週1・2回の講義を受けて、それを習得するために何倍も自分で勉強する必要があります。
つまり、基本的に予備校のカリキュラムに沿って授業を受けたあとは、授業の内容の習得と過去の忘れた部分の覚えなおしを淡々とこなすだけです。
この「淡々とこなす」が一番難しく、受験勉強自体がストレスになりやすいです。
ほかのところでストレスをためないために、ひとりでいることが重要になります。
ひとりだと、いつ、何を勉強するか、勉強場所、食事の時間など、すべて自分のペースだけでできます。
ほかの人のことを気にすることによるストレスがかからないです。
税理士試験は、基本的に社会人になってから受験する試験のため、受験環境や過去の背景はそれぞれちがいます。
そして、勉強の仕方だけでなく、合格できる時期、受験をやめるかつづけるかの判断もそれぞれちがいます。
必要な5科目合格までには、わたしは6年半かかりました。早い人は2年、遅い人は自分よりもっとかかるようです。
そのため、受験仲間など他人との比較自体が意味はありません。
合格するためには、模試などで全体の中での自分の成績を定期的に気にするくらいで十分です。
高校までと違って、ひとりでいることで、ほかの受験生から何か言われたり、先生から問題視されることもありません。
自分のペースで勉強ができることが、ひとりで受験勉強する最大のメリットです。
税理士試験は、ひとりでも合格できます。
社会人受験生のように、ひとりで受験勉強する方も安心してもらえたらと思います。