普段のじぶんが無意識にやったことは、客観的に見たらすごいことだった、ということがあります。
今回は、病院内でMicrosoft Formsを使って検査結果集計の仕組みを作ったことを何気なくほかの人に話したら、実はわたしの強みだった、ということを書いています。
Microsoft Formsを使った検査結果集計の仕組みを作った
わたしは、過去に病院に勤めていたときに、上司が抱えていた半年以上分の検査結果をエクセルに入力する仕事をしたことがありました。
検査結果の用紙は、不定期に各クリニックからコピーが送られてくるため、同じ内容のものが何度も重複して送られてきたり、上司が溜めこんでいたりしていました。
そのため、リアルタイムに情報を入力し、集計と把握は不可能という状態でした。
そこで、わたしは、これを一生やり続けるのは無理だと思ったため、空いた時間で職場内のPCに入っていたMicrosoft Formsに検査項目を入力して同じ内容のシートを作ったことがあります。
Microsoft Formsは、パソコンなどの画面上でアンケートなどを答えてもらい、その入力内容を自動で集計し、エクセルに出力できるソフトです。
(Google Formsでも同じことができます)
また、クリニックにはiPadがあったため、検査用紙のかわりにiPadでフォームに入力するだけで、重複なく自動的に集計、リアルタイムの把握ができる、という仕組みを作りました。
さらにペーパーレスのため、検査票印刷の手間やコストもないというメリットもあります。
iPadは、現場から借りて動作確認もしていましたし、システム部門にも検査結果をフォームを使って集計することは事前に問題ないことを確認しました。
あとは運営するかしないかだけでした。
しかし、この仕組みを上司に報告したところ、勝手なことをしないように、と内容を確認しないまま頭ごなしに否定されました。
フォームを作れるというのは1つの強みと指摘された
Microsoft FormsでもGoogle Formsでも、フォームを作って、ネット上で答えてもらうようにすればリアルタイムに集計ができる、という情報や作り方は調べればすぐに見つかります。。
これまで、わたしが受けたWebセミナー等の仕事・勉強系ではフォームでのアンケートは普通にありました。
また、ライブ後のアンケートなど遊び系でも、Google Formsでのアンケート回答は何度も経験しています。
そのため、フォームを使ったアンケート集計は、紙でのアンケートと同じぐらい普通のことだと思っていました。
Microsoft Formsの機能を使って検査項目を書いてボタンや入力用の枠を置いて作っただけで、プログラムなど一切書いていないため、これはツールさえあれば誰でもできることだと思っていました。
昔、システム開発の現場にいたときに同じようにフォームを作る際には、プログラムを書く必要がありましたが、Microsoft FormsもGoogle Formsもプログラムを書いていないため、ワードで文字が打てる、くらいの感覚でいました。
そのため、わたしはサイトのプロフィール欄で、「自分の得意なこと」として、事務業務の「ちょっとした」改善ができます、という書き方をしていました。
ところが、この話を他の人にしたところ、「これはちょっとした業務改善じゃなく、すごい業務改善ですね」と指摘されました。
自分では自覚がなかったのだけど、ほかの人から見たらすごいことなのかと気づいて、自信が持てました。
現在のプロフィール欄では、「ちょっとした」を削除して普通に業務改善としてプロフィール欄に書いています。
おわりに
ここまで、病院内で検査結果集計の仕組みを作ったことを何気なくほかの人に話したら、実はわたしの強みだった、ということを書きました。
このように、ある人から否定されたり、じぶんでは普通だと思うことも別の人からは十分強みだと言われる場合もあります。
そのため、とりあえず他人の目に触れるように出しておくことも大事かなとおもいます。
わたしの場合は、とりあえずブログの内容を制限せずに出しています。