「スルメは、かめばかむほど味が出る」という言葉があります。
その反対として、「最初は、かんでいてすごくいい味が出ているのに、次第に味がなくなるもの」があります。一般的な例えなのか分かりませんが、ガムのようなものでしょうか。
今回は、するめとガムという言葉について、思ったことを書いています。
スルメ的に物事を続ける
最初に書いたように、スルメは、かめばかむほど味が出てきます。
物事でいうと、最初は、普通だったり地味だったり苦手だったり意味がないと思えても、長く続けることでその意味が見えてくることもあります。
最近は、SNSや動画での映えなどのように、見た目・最初のインパクト重視の世の中になっているため、あまりスルメのような存在は重要視されていない感はあります。
スルメのように長く物事を楽しむ・つづけるには、流行に流されずにマイペースを保つことが重要かなと思います。
また、最初から全力でいかない、少しずつ物事を続ける、ある意味マラソンのような状態でいることも大切だと思います。
あとは、嫌いなものだと長続きしないため、自分に合う物事をみつけることが大切です。
「かむほどに味が出ます」と言ってもスルメの味が合わない人にとっては、口にすることすら無理でしょう。
様々な物事をすると、長続きしないうちに飽きる、投げ出すものもあると思います。
しかし、10個の中の1個でも、何か長くできるものがあればいいというスタンスでいいかと思います。
毎日続けなくても、定期的にする、という程度でも結果的に長く続いたものが1つでもあれば、自分の好みや強みを気づくきっかけになると思います。
ガムを長く楽しむには
ガムは、かんだ最初はインパクトあるのですが、噛み続けるとだんだん味がなくなり、最後には捨てることになります。
最初の一瞬の幸福感はあるけど、あとはなにもなく、かみ続けることが苦しくなります。
物事でいうと、瞬発的な流行が起こるけど、そのあとにすぐその流行が去ってしまう感じでしょうか。
こう書くと、スルメに比べてガムはよくない印象になるかもしれません。
しかし、その瞬発的な味わいの強さはガムの魅力のため、最初にガムを口にした感覚を大切にすることが必要かなと思います。
たとえば、節約術などで「毎日1本の安いお酒ではなく、週に1回高めのお酒を飲むこと」のような、日々の浪費よりも、ちょっとしたぜいたくを選ぶこと。
これは長い目で見ると使った金額は安く済むのと、1回のありがたみや味わいを強くすることができます。
また、二度と味わえないイベントやライブの場合、その時間は集中して楽しみます。
そのあとですが、ノートやメモアプリなどに、場内の様子やセットリストなど感じたことなどを、自分用のライブレポートとして残しておくといいです。
あとで、そのレポートを見返すことで、その時の楽しさを思い出すことができます。
リアルで楽しんだ瞬間は一瞬ですが、ガムのように短期的な物事でも、自分の工夫でスルメのように感覚的に長く楽しむことができるのではないかなと思います。
まとめ
物事は、スルメのように長く続けることが個人的には理想かと思います。
ただ、ガムのように瞬間的なものであっても、工夫次第でスルメのように長期的に楽しむことができるかなと思います。