このブログに初めて来られた方は、ほかのブログと違って画像が少ないことに違和感を持つかもしれません。
現時点では、記事へのリンクにだけ、カテゴリがわかるように自分で撮った写真を使っていますが、それ以外では写真をほとんど使っていません。
写真の代わりにフリーの画像素材を多用することで、テキスト文章だけのサイトより見栄えが良くなるメリットは確かにあります。
しかし、それ以上に画像素材を使用することにデメリットを感じてあるため、使わないようにしています。
今回は、わたしが画像素材をブログで使っていない理由を書いています。
読み手として、画像素材を必要としていないから
一番の理由は、わたしがブログやネット記事を読む立場で、画像素材を必要としていないからです。
わたしは、2000年ごろからネットを始めました。
その頃は文章メインのサイトばかりで、画像を多用するところは多くなかった感じでした。
そのため、内容にもよりますが、ネットで文章を読むことがあまり苦痛ではなく、反対に「画像を多用して見る人の心を殴る」という最近の風潮が苦手だったりします。
調べものや文章を読むときは、どちらかというと文章に集中して読みたいと思っています。
そのため、文章から気になる情報を拾ったり、じっくり読み進めたいときに無関係の画像で文章が分断されていると読みづらいと思ってしまいます。
画像は、stylusというfirefoxのアドオンに、次のCSSを書いて全部の表示を消す時もあります。
img{display: none !important;}
また、画像や写真は、その文章と関連するものを要所で使う程度が読みやすいです。
反対に、写真がメインの場合でも、通常は意味のある文章が添えられているはずです。
料理作成のページであれば、完成写真とレシピが並んでいる、レシピの最初に材料一覧の写真がある、というように、きちんと画像や写真と文章が関連づいている必要があると思っています。
税金関係なら、文章の解説・補足としてイメージ図があればいいかなと思います。
ちなみに、わたしはブログで国税庁の図解を補足として引用した時がありますが、必要最低限にとどめています。
税金関係は、たとえ話だけでなく、図解を自分で作るよう少しずつ心がけています。
このように、文章をじっくり読みたい、図や写真は関連するものが最小限あればいいと読み手としてのわたし自身が思っているため、画像素材を必要としていません。
フリー画像素材に抵抗が強い
もう1つの理由は、フリー画像素材の使用に抵抗が強いことです。
ネットを見てよくある、大げさになりアクションをしている写真や、過度に表情をゆがめている写真など、見ていてしんどくなるからです。
個人のブログだけでなく、会社のサイトや一般雑誌でもフリー素材を使用しているケースがあり、テーマが違うのに画像素材が被っているのを見ると「またこの素材か」と思ってしまうこともあります。
わたしは、過去の職場で、社内掲示物などでフリー素材を使って作成したことがあります。
最初は、あまり有名な素材サイトではなかったのですが、次第にその素材サイトが有名になり、今ではみんなが使うようになったため、素材自体は好きだけど使いづらくなったと感じます。
有名な素材になりすぎて、無料素材で済ませているというのがはっきりわかってしまいます。
見る側はあまり気にしていないかもしれませんし、わたしが気にしすぎなのかもしれませんが。
自分が見ているブログは、書いた人が自分できちんと写真を撮っている
上記の理由もあって、最近はネットをあまり見る機会はないのですが、それでも、わたしは定期的にみている個人ブログがいくつかあります。
そのブログに共通して言えるのは、ブログを書いている人自身が自ら撮った写真を使用している(フリー素材画像を使用していない)ことです。
テーマ内容にあった写真を使用する、書き手の近況(読んだ本や外出先など)がわかる写真を使用する、といった形で、画像から書き手の独自性が伝わってくる写真を使用しています。
文章だけでも読みやすくて引き込まれるのに、さらに独自性のある写真があるのは見ていていいなと思います。
現時点で、ブログのアイコン写真撮るだけでもいろいろ考えてしまっている状態ですが、写真や画像を使うなら、フリー素材よりも自分で用意する写真の方がしっくりくるかなぁと思っています。
まとめ
わたしがブログでフリーの画像素材を使っていない理由について書きました。
現状は文章メインですが、画像を使うなら、将来的には写真も自分で用意する必要はあるかなぁと思っています。