わかりやすく伝えるために絞る

雑感・雑記

文章を書くときに、細かいことまで伝えないといけないと思うあまり、本当に伝えたいことが伝えられなくなることがあります。

伝えることそのものについて、気になったため、今回書いてみました。

租税教室の研修でいわれたこと

昔、所属している税理士会の租税教室の研修を受けたことがあります。
租税教室とは、税理士が学校で税金について出張で授業をすることです。
研修では、授業をする方法や、注意点などが解説されました。

小学生向けの授業の場合、40分程度の時間で税金について伝える必要があります。
そうすると、いろいろなことを伝えることは難しく、「税金とは?」「税金はなぜ必要かな?」くらいに絞るといい、と言われました。

授業で多く伝えようとするより、自主的に授業に参加してもらうように巻き込むことが大切ということでした。

税金のことをわかるように伝えるには

伝えたいことを絞って伝える、ということは、ブログでの発信でも同じことが言えます。

特に、税金のルールは複雑なため、1つの原則について多数の例外や細かい部分があります。

わたしは、細かい部分も確認してすべて伝えないと伝わらないのではないか、と思う性格です。
いろいろなことを想定しすぎて書くことが多いです。

想定して多く書いた中から、内容を絞って伝えたいことをきちんと伝えることは、少しずつ意識するようになりました。

実は、同じことを税理士試験でやっていた

内容を絞って伝えるということは、実は、税理士試験でやっていたことと同じように感じます。

税理士試験では、与えられた問題や相談内容について、必要な回答と根拠を書いていく理論という問題があります。

制限時間の中で、書くべきこと、書かなくていいことを決めて、書くべきことだけ書いていく。

今思えば、理論問題の解答の書き方は、ブログでの書き方と似ているかもしれないと思います。

試験での堅めの言い回しと、ブログでのやさしい言い回しなど文章の違いはありますが、伝えるべきことに絞って適切に伝えることは、試験でもブログでもかわらないかなと思います。

まとめ

内容を絞って伝えることについて書きました。
平日更新で2か月経ちますが、伝えたいことを絞ることを意識することで、続けることができているかなと思います。

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