わたしは、Webブラウザ(ネットを見るアプリ)はfirefoxを使っています。
ただ、firefoxにたどり着くまでは、ほかのブラウザを使っていました。
今回は、firefoxを使うまでと、今も使っている理由などについて書いています。
firefoxを使うまで
わたしがパソコンに本格的に触れたのは大学生になった2000年代でした。
大学のコンピュータ室や図書館などにネットにつながったパソコンがあり、それを利用していました。
当時の大学のパソコンには、ネットスケープナビゲーターというブラウザが入っていました。
デスクトップ上にショートカットがあったので、それを起動してレポートを書くための調べ物をやっていました。
ただ、当時あまりパソコンもネットも普及してかったこともあり、大学のパソコンを使うのは人数のわりに設置台数が少ないため競争率が高く、あまり使えなくなりました。
そのためプロバイダ契約とノートPCのレンタルで、自宅でネットをするようになり、そのパソコンにはマイクロソフトのIE(インターネットエクスプローラー)が入っていました。
当時は、あまりブラウザは気にしていなかったのですが、気づいたらIE対応のページが多く「ネスケ(ネットスケープの略)だとデザインなどが崩れる」と書かれたサイトが多かった印象を受けます。
大学のPCにもIEが入るなど、気づいたらネットスケープは見かけなくなっていました。
その後、最初の就職でシステム会社に入ったことで、ブラウザを少し気にするようになりました。
その職場で「スレイプニル」というブラウザを愛用していた人がいました。
どんなものか話を聞いてみると、タブやマウスジェスチャなどで使い勝手が良いということでした。
今では当たり前の機能ですが、一つのブラウザに多数のタブで表示させることができたため、ウィンドウがごちゃごちゃしないことがよかったです。
また、これも今では当たり前となった色々な機能を追加できる「拡張機能」も実装されていました。
そして、マウスを右クリックしたまま右に動かすとページが進む、左に動かすとページを戻る、といった「マウスジェスチャ」が便利でした。
そのため、IEよりも使い勝手や自由度が高く、自宅のパソコンではIEからスレイプニルに乗り換えました。
そこから数年間はスレイプニルを使い続けていました。
しかし、アップデートかPC買い替え(OSも変わる)の影響かわかりませんが、スレイプニルの動作が重くなったり突然終了することが増えてきました。
IEに戻るのも抵抗があったため、スレイプニルから変わっても違和感のないタブブラウザがないかということで、firefoxを使うことにしました。
今もfirefoxを使う理由
firefoxを最初に使ってから10年以上経っています。
スレイプニルにあった、標準でのマウスジェスチャがない、など最初は戸惑いました。
(拡張機能としてあります。firefoxになってからマウスジェスチャは使っていません)
しかし、違和感以上に、タブブラウザとしての使い勝手の良さ、ブラウザ自体の設定の豊富さ、拡張機能の自由さがあり、手放せないでいます。
スタートページがロゴとグーグルの検索枠だけ、というシンプルなページなのも良いです。
IEや今のEdgeのスタートページは余計な情報がごちゃごちゃして、わたしには合いませんでした。
シンプルなデザインと使い勝手の良さから今もfirefoxを使っています。
昔使えた拡張機能が今使えなくなった、というのもありますが、それでも今でも便利な機能はいろいろあります。
同じ路線ならChromeでも良い気がしますが、あえて変えるまでもないかなぁという感じです。
あとは、EdgeだとWindows、ChromeだとGoogleのアカウントと紐づけされることもあるため、ログイン不要で他サービスと無関係に使えるという点は、firefoxの安心感かなと思います。
ちなみに、利用頻度の低いiPadでは、標準のSafariに広告ブロッカー入れるだけで不満がないのでfirefoxは入れていません。
スマホはFirefox Focusというアプリ終了時に毎回履歴などを自動削除できるアプリを入れていますが、スマホでネットをほとんどしません。
おわりに
ここまで、わたしがfirefoxを使い始めるまでと、今も使う理由について書きました。
マイナポータルが対応していたことにはびっくりしましたが、今は残念ながらfirefox非対応(終了)のサービスも増えてきました。
それでも、シンプルデザインと拡張機能の自由さは良いところだと思います。