携帯電話が普及してから20年以上経ち、今は1人1人が電話を持つことが当たり前の時代になりました。わたしは、携帯電話を持っていますが、ほとんど使っていません。
今回は、電話を持つことのデメリットについて書いています。
業者からの営業電話がくる
税理士会が名簿の情報の商用利用を禁止しているにもかかわらず、情報を知られて営業電話がかかってくることがあります。
今ではほとんどなくなりましたけど、税理士登録直後には特にありました。
教えていない人から電話がくること自体、いい気持ちがしません。
また、税理士登録していないときに、誰にも教えていない番号に営業の電話があったことがあります。
気になったので、どこでこの番号を知ったのかを聞いてみました。
すると、「番号を総当たりで手分けしてかけている」とのことでした。
電話をかける側も大変だなと思いましたが、番号総当たりでかかってくるケースもあるのかと初めて知りました。
会社員をやっていても、営業電話やFAXなどは普通にありました。
営業電話やFAXは、すべてお断りの方針でした。
(お断りの方針は、どこの会社も同じかと思います)
望ましくはないですが、営業電話は想定内のことでした。
想定外の着信が集中した
ある日突然、毎日数十件の着信が続いたことがあります。
着信履歴を見ると、同じの市外局番ばかりでした。
市外局番から発信元の地域を探して、調べてみたところ、わたしの電話番号が、その地域の会社のコールセンターの電話番号と似ていました。
あまりに困ったため、そのコールセンターに間違いが多いから対策してほしいとお願いしました。
そのサイトの電話番号の記載方法やかけ間違い注意の案内が改善され、それで着信もほとんどなくなりました。
それでも、たまに間違ってかけてくる人は今でもいます。
事故のようなものだと思っていますが、多数の間違い電話を受けることは、さすがに想定していませんでした。
集中したいときに集中できない
最大の理由はこれです。
電話は、かける側の都合のいい時間を使って、一方的に相手の時間を使わせます。
集中して作業をしたいとき、集中が高まってきたとき、電話が鳴ったとたんに集中が切れてしまいます。
自分宛ての電話、自分が応対しない電話であっても、公共の場所や静かな場所での着信音が鳴るだけで集中できなくなります。
電話が終わって元の作業に戻るときは、集中し直しになります。
自営、会社員かかわらず、営業電話や内線電話などの内容問わず、同じ経験をしている人は多いのではないでしょうか。
まとめ
電話を持つことのデメリットは、次の2点です。
・営業や間違えといった望ましくない着信を受けること
・集中したいときに集中できないこと
対策としては、次の3つでしょうか。
・携帯電話の電源を切る、固定電話の回線を抜く
・アドレス帳以外から受けない設定にする
・電話以外の通信手段を使う
会社の電話であれば、対策は難しいかもしれません。
できれば、個人では望ましくない電話や集中力を削がれる電話は減らせたらいいなと思います。