今日(2023年12月19日)は、一粒万倍日の大安でした。
大きな駅の宝くじ売り場に数百人の行列ができていたのを見て、縁起を気にする人は今でも多いんだなと感じました。
わたしは、現在ではそこまで気にしていませんが、税理士試験の出願などでカレンダーを気にしていたことを思い出しました。
今回は、暦について気になったことを書いています。
一粒万倍日、大安について
まず、一粒万倍日と大安について軽く説明します。
一粒万倍日とは、一粒の種籾(もみ)が稲になりたくさんの実ができることに由来して、始めたことが何倍にも膨らむことから、物事を新しく始めるのにいい日とされています。
一粒万倍日で検索をすると、宗教や占星術だけでなく、結婚・宝くじ・株式・金融・財布の宣伝など様々な分野がヒットします。
大安は、六曜(大安・赤口・仏滅・友引・先勝・先負)の1つで、6つの中で吉日とされ、物事を行うにはいい日とされています。
こちらは今でもカレンダーや手帳にも載っていることがあるため、大安仏滅は特に広く知られているかなと思います。
ウェブやシステムのカレンダーでも、会社によっては六曜も載っているものがあります。
わたしと六曜
わたしは、子供の時は六曜をほとんど気にしていませんでした。
最も気にするようになったのは、税理士試験の受験生だったころです。
六曜なので、6日に1回は大安や仏滅があります。
しかし、それを全部気にしていたわけではありません。
試験の願書の提出日だけ気にしていました。
毎年、先勝の午前中か、大安の日に郵送していました。
東京に住んでいた時は、豊島郵便局の窓口で必ず出していました。
というのも、サンシャイン池袋の横にあった郵便局で、サンシャインだから明るくて縁起がよさそうって何となく思ったためです。
郵送だったらあまり六曜も意味がない気がしますが…。
税理士試験は、合否の理由がブラックボックスなところがあるため、少しでも合格のために縁起を担ぎたかったのかなと思います。
先日、返納したお守りや合格エンピツなどと同じ感覚です。
冬場だと学生さんの受験にちなんだお菓子やグッズがあるので買う、というのに近いでしょう。
ただ、税理士試験は夏のみんなが遊びモードに入っている状態なので、そういう商品とは縁がなかったです。
ちなみに、税理士登録の際には、提出期限が短く、必要書類が多すぎたため、気にしていられませんでした。
ただし、あまり暦を気にしない方がいいのかも
一粒万倍日や大安のように、慶事やプラス面に活かせるものは、今でも活用されている気がします。
あまり気にしすぎると、大安なのに嫌なことが起こった、仏滅なのに大事な用事が入った、など思ってしまうため、何もできなくなってしまいます。
そのため、今は大きな買い物や物事については、参考程度に六曜を見ることがあるという程度です。
冠婚葬祭や大きな物事であれば、ちょっとだけ気にする、という人はいる気がします。
六曜に関係なく、うれしいことがあったら素直に喜ぶ、くらいがちょうどいいのかもしれません。