自分自身ができる可能性があるにもかかわらず、他人にできないと決め付けられたことで、自分の可能性を信じられなくなることがあるかもしれません。
それでも、自分をきちんと信じて進むことで、得られたものがありました。
自分の可能性を否定された大学受験
わたしの可能性を否定された出来事として、思い出すのが大学受験です。
まず、大学受験のときは、家庭の事情で、大学受験で浪人はさせない、自宅から通える大学のみ、という条件で志望校を決めることとなりました。
高校3年生の担任からは、自分の実力で行ける志望校のランクより2つ下の大学を勧められました。
大学の偏差値やランクの上下で物事を判断することの是非はさておき、わたしの実力を相当下にみていた担任への悔しさがありました。
家族と相談し、色々悩んだ結果、下位の大学ではなく、きちんと志望校の願書を書くよう担任に依頼しました。
結果は、きちんと志望校に合格できました。
自分の可能性を高めてくれた税理士受験
大学受験とは反対に、税理士受験はわたしの可能性を高めてくれました。
TACで受けた先生は、勉強の方法、成績が伸びない、理論暗記が進まないなどの悩みに親身になって対応してくれました。
わたしだけでなく、ほかの人の質問にも授業の合間にきちんと対応していました。
また、模試で1回だけ行った大原の先生も、他校メインのわたしの質問に丁寧に対応してくれました。
どの先生も合格させるためのプロとして、生徒のやる気を引き出し方がすごいなと思いました。
「この先生だったら合格できる」という感覚を持たせてくれて安心できました。
(合わない先生で他に移ったこともありますが)
6年半ぐらいかかって、きちんと5科目合格できたことは人生の支えになりました。
自分の可能性を信じる
当たり前すぎることしか書いていないかもしれません。
他人に否定されても自分ができると信じて諦めなければ、必ず結果がでるかなと思います。
今だと「ドリームキラー」「心理的安全性」という専門用語がありますが、体感すると今回書いた出来事があてはまるかなと思いました。