正解のない物事や価値観などで迷ったり悩んでいるときに、ほかの人や情報に解決方法を求めることがあります。
また、広告や街中での会話などで、様々な情報を見聞きしてしまうことがあります。
その際にはできるだけ、自分を否定したり感情を揺さぶるものに触れないように注意しています。
今回は、自分を否定するもの・感情を揺さぶるものに触れないことについて書いています。
自分の心を守ることができる
人の考え方はそれぞれあるため、自分と合わない・反対の意見を持った人もいます。
合わない・反対意見を知ることは悪くないのですが、それの意見について過剰に考えてしまうと、自分がおかしいと思って否定してしまうこともあります。
そのため、自分を守るために、その意見をただの情報として留めておく・最初から関わらないなど、自分の中に余計なものを入れないということが大切です。
たとえば、この記事を書いている7月は、税理士試験直前の時期で、受験生は一番勉強に集中しています。
そのような受験生が「税理士は将来なくなる仕事だから無意味」と言われ続けると、受験勉強への気力が削られてしまいます。
また、ほかの予備校の情報が入ってくると、今まで自分が通っていた予備校や頑張ってきた自分の自信が大きく揺らぐ場合もあります。
そのため、自分が税理士試験に合格するという目的のためには、このようなノイズとなる情報に惑わされない・取り入れないことで、自分の心をしっかりと守ることできます。
変化の時期は自然に来る
上で書いた余計な情報を入れないというのは、全く変化しないというわけではありません。
ただ、変わるタイミングは外から色々言われたからではなく、自分の中で変わることへの抵抗がなくなる・変わりたいと思う、など自然と湧き出てくるものだと思っています。
わたしは、食べられないものが色々あり、小学校の給食で給食で無理やり食べさせられて吐いたことが何度もありました。
しかし、大人になってからは無理なく食べられるようになったものがあります。
そのため、合わないときは何をやっても合わず、知らないうちに合うものがあると思います。
同じように、どうしてもすぐに答えが出ない悩みは、あえて答えを出さず寝かせる(時間をあける)ことも必要だと思います。
いったん保留にして忘れることで、必死に悩んで凝り固まっていた考え方や癖から離れることができます。
そして、ほかのことをやっているうちに、無理のない答えやヒントが自然とひらめくということがあります。
この自分の中から自然と出てきたものは、結果的に合わない・反対意見と同じだったとしても、他人から強制されたものではないため、外部から無理やり押し付けられた場合に比べて、しっくりくるものになっていると思います。
どうしても時間がかかるうえ、いつ解決できるかわからない、というデメリットはあります。
しかし、早急に答えを求めて自分を否定する、感情を揺さぶるものに触れて苦しむよりは無理はないと思います。
おわりに
正解のない物事や迷いがあるときに、自分を否定する・感情を揺さぶるものに触れないことについて書きました。
無理やり否定するものに触れて苦しい思いをしてしまうより、いったん寝かせておいて待つことも大切だと思います。
なお、試験の問題のように正解が明らかなものは、迷うより模範解答やテキスト類を見た方が良いと思います。