今年からNISAの制度が新しくなることに伴い、積み立てNISAの口座を変更しました。
積み立てNISAの金融機関乗り換えについては下記に書きました。
新しい金融機関・口座へ乗り換えたあと、考えることは、去年まで積み立てNISAを行っていた口座の扱いです。
放っておいても問題はないと思ったのですが、解約をすることにしました。
今回は、投資信託口座の解約で行ったことについて書いています。
なお、わたしが開設していた金融機関での体験のため、他の金融機関では異なるかもしれません。
(非課税口座の乗り換えの詳細は上記の記事を参照ください)
解約のための条件と流れ
投資信託口座の解約のための条件は、次の2点でした。
- 自動積立をしていないこと
- 口座に残高がないこと
このうち、自動積立については、積み立てNISAを別の口座にしたところで停止の手続きを取っていました。
一方、口座の残高については、一度も引き出していないため運用したものが全て残っていました。
そのため、口座の解約の手続きとして、残高として残っている株式等をすべて換金し、その金額を投資信託の口座から預金口座に移すこととなります。
そして、お金を預金口座に移して、投資信託の口座の残高がない状態になってから、口座廃止を行います。
実際の手続き
非課税口座の乗り換えの時と同様、手続きが口座を開設した支店での窓口対応のみだったため、その支店に行き、2つの書類を書きました。
ひとつは投資信託の解約の申込書です。
これが上記でいう、投資信託の運用残高をすべて換金し、預金口座へ移すための書類です。
もうひとつが投資信託口座の廃止届出書です。
この届け出をすることで、口座を廃止します。
残高なしでも口座だけ開設したままでもよかったのかもしれませんが、廃止しました。
本来なら、投資信託を解約して預金口座にお金が移るまでに1週間程度の時間がかかり、口座の廃止はお金が移ってから、ということでした。
しかし、廃止手続きは金融機関にお任せすることとなったため、解約と廃止の書類を一度に書いて提出して終了となりました。
おわりに
去年まで積み立てNISAだった投資信託口座の解約・廃止について書きました。
ネットや郵送で手続きできない点は手間でしたが、解約と廃止の手続きが二度手間にならずにすんだこと、これまで運用をしてもらったことへのお礼を言えたのは良かったかなと思います。