2024年7月29日で、ゲーム機Xbox360のストアとマーケットプレイスが閉鎖され、Xbox360のゲームソフトをオンラインで購入することができなくなります(詳細は公式ページで確認ください)。
Xbox360は、税理士受験生時代に購入し、現在も時々遊んでいるため、ゲーム機の中でも思い入れがあります。
クラウドサービスと違って買い切りで本体にダウンロード購入しているため、購入したゲームや追加コンテンツなどは、引き続き問題なく遊べます。
欲しいソフトは既に購入しているため閉鎖での影響はないのですが、今回はXbox360について思ったことについて書いています。
購入のきっかけ
ゲーム機を新しく買う場合の動機は、遊びたいソフトがあるからです。
Xbox360の場合は、メーカーがマイクロソフトということもあって、海外のゲームや超大作のゲームを遊びたいという人が多いかと思います。
わたしがXbox360購入のきっかけとなったのは、「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム」(オラタン)というダウンロードソフトでした。
元々はゲームセンターにあったロボットを操作して戦う対戦ゲームのシリーズです。
過去にセガサターンもドリームキャストもバーチャロンのために買っていた位好きだったこともあり、今回もバーチャロンのためにXbox360が欲しいと思うようになりました。
配信日からしばらくは、税理士受験専念していたこともあって購入できませんでした。
後日、会計事務所へ就職してから、本体とダウンロード用プリペイドカードを購入しました。
オンラインのメリットを色々と実感できた
今の時代、ダウンロード購入・サブスク(定期サービス)・動画のアップロードや色々な人とのやりとりは日常生活の一部になっています。
わたしは、Xbox360を通してオンラインのメリットを色々と実感できました。
欲しいソフトがあればダウンロードで購入し、オンラインプレイをしたい時はサブスクに加入するということを初めて行いました。
オンラインであれば、基本的に売り切れやプレミア価格になって買えないということがないため、本当に遊びたいかじっくり検討することができます。
クレジットカードではなくプリペイドカードで買うようにすると、使い過ぎを防ぐことができます。
本体にダウンロードするため、他のゲームを遊びたい時にディスク交換をする手間がない快適さを知りました。
対戦ゲームやシューティングは、リプレイ動画のアップロードがゲームソフト内にあったため、それを鑑賞・研究することができました。
上記のオラタンの場合、主観視点で対戦するため、相手視点や第三者視点など視点を切り替えて動画を楽しむことができました。
ゲーム内での対戦・協力やボイスチャット、対戦後のお礼メッセージなど、オンラインならではの楽しみ方を知りました。
(海外からの英語メッセージが来て、時間をかけて英語で返信したこともありました)
これらは、ゲーム機に限らず今の時代では普通に行われていることです。
わたしが税理士受験専念で世間と離れていたこともあるのかもしれませんが、Xbox360でオンラインを色々と経験できたのは大きな出来事でした。
特に、初めての会計事務所での勤務、税理士試験との両立、3月11日の震災など大きな出来事があった中、Xbox360でのオンラインは精神的な支柱になっていました。
仕事して勉強して帰宅して少しXbox360をする、というような生活サイクルで、限られた時間の中で楽しんでいました。
特に印象に残ったゲーム
比較的手ごろな価格でちょっと遊ぶというスタンスのゲームをよくやっていました。
体験版が充実していたため、体験版だけでも楽しめるものも多かったです。
ここでは、特に印象に残ったゲームについて少し書いています。
- ilomilo
絵本のような世界観で、離れ離れになったiloとmiloの2人を切り替えて操作して出会わせるパズルゲーム。
グラフィックを眺めるだけでも癒される、制限時間や難しいアクションはないので、3Dに弱いわたしでもマイペースでのんびりと楽しむことができます。
各ステージは立体になっており、360度見渡して2人を出合わせるルートを考えるのが楽しいです。 - 旋光の輪舞シリーズ
ゲームセンターで稼働していた対戦シューティングゲーム。
「旋光の輪舞Rev.X」「旋光の輪舞DUO」の2つあり、どちらもゲームセンター版のゲームにストーリーやビジュアルなど様々な要素が追加されています。
実は、オラタンと同じくXbox360の購入のきっかけになったソフトです。
対戦は苦手ですが、音楽に個性があって色々なキャラがいてにぎやかで、体力制のシューティングとして気楽に遊べる感じが好きです。 - 悪魔城ドラキュラHD
最大6人で協力して遊べる横スクロールアクションゲーム。
各ステージ30分の制限時間のなか、1人でも隅々まで探索しながら遊べます。
協力することで、分担してステージの仕掛けを解いたり、アイテムを使って助けるなど、一緒になった人の数だけ様々な遊び方がありました。
日本人同士だと、進行が遅れているプレイヤーを助け合う・全員そろってからボス戦を始める感じでした。
一方、海外の人ばかりだとマイペースで進んでさっさとボスを倒してしまうという文化の違いを知りました。
おわりに
Xbox360について感じたことについて書きました。
ストアの閉鎖で特に生活が変わることはありませんが、振り返る機会にはなったかなと思います。
後継機への互換や他機種やパソコンへの移植があっても、Xbox360だけでしか遊べないものもあります。
メーカーのマイクロソフトで比較すると、ストアが開いていた期間は1つのWindowsのOSのサポート期間より長いため、今でもストアが開いていたことに感謝しないと…と改めて思いました。